1月27日、Oさんの1stワンマンライブが開催された。これはその翌日に書いている。
ライブの前は、メインブログだと思ってる小文字(https://nito-cha.hatenablog.com/)にちゃんと名前を出して感想を書こうかなと思っていたが、実際終わってみると全然インターネットの見知らぬ人に俺の感想教えたくなくてワロタという気持ちになったので、こうしてここでひっそりと書けることだけ書こうと思う。
少し前に「ライブについて考えたこと」(https://o-monji.hatenablog.com/entry/2023/12/10/195609)という記事を書いて、どのようにしてライブに向き合えばちゃんと楽しむことが出来るのかを散々悩んでいたのだが、昨日はその経験をばっちり活かすことが出来て、さらにはもう自分はライブを楽しめる人間だという確信を持てるようになってしまった。なのでこの記事は、その記事で考えたことを受けてどう実践できたのかということにフォーカスして書いていこうと思う。それ以外の部分(主に女性声優に対する)で考えさせられたこともいろいろとあるけど、やっぱりそれはここでも書けない。(なおツイッターでは…)
ライブが始まって最初の2曲、ハピネスとペタルズのときは正直まわりの盛り上がりにだいぶ気圧されていた。気圧されてしまったこと自体が悲しくて、Oさんが好きな気持ちってその程度なのかよと思ってしまい何故俺は今日ここに来てしまったのだろうなどと一瞬かなりヘラりそうになったのだが、"特に何も考えずにひたすらステージを眺めること"をともかく実行し続けて耐えた。そのうちにだんだん楽しむ余裕が出てきたが、3曲目にMY SPIRALが来て、まずこの曲自体がものすごくノリノリで楽しい曲だというのもあるのだが、この流れはもしや全曲やるつもりなのでは、ということを急に予感してものすごく嬉しい気持ちが込み上げてきた。なぜそう予感したのかと言うといきなりハピネスとペタルズを切ってきたということや、続いてカップリング曲であと既にリスアニで歌ったことがあるMY SPIRALが来たこと、が理由になると思うが正直これは何とでも言えてしまうので本当にたまたま予感してしまったとしか言いようがない。
それからはもうどんどん楽しくなる一方で、最終的には本気でジャンプして本気で声出しをするようになってしまったし、なんなら多分そこまでジャンプするような箇所じゃなくても高まったときにぴょんぴょん跳ねてしまっていた。今までは、ライブ中にジャンプするなんて全然考えたことがなかったためなんとなく踵を上げてジャンプしてる感を出してたり、声出しも基本的にはやれなくて、ここは流石にやった方がいいかな…というところで不安になりながら何となく周りに合わせているだけだった。昨日も結局は周りに合わせていることが多かったが、予習を結構一生懸命やってきたためここはそういう箇所だよなというのがかなり分かっている状態で、迷いなく本気でやれていた。
リズム感は全く成長していないままだったので、そのペンラの動き難しくて出来ないんですけど、みたいな場面もちょくちょくあったが、全く気にならないようになっていた。これも、"特に何も考えずにひたすらステージを眺めること"の成果だと思う。その辺をペンラをぶんぶん振り回すことで誤魔化していたため、もともと人より少ない腕の筋肉を他の人よりも無駄に使い過ぎてしまった気がするが、でもやっぱりそれで楽しかったから今はOKということにしておきたい。
また、ライブ中のときでも、あれさっきどんな感じで歌ってたっけというのを完全に忘れて焦ってしまうということがやはりあったが、これも"特に何も考えずにひたすらステージを眺めること"でとにかく気にしないようにしていた。ライブが終わった後のいまも、本当にほとんど何も覚えてないのだが、これも既に自分は覚えていられない人間なんだということを十分に自覚しているので、あのとき楽しめていた自分を褒めるだけで済んでいる。でも、なんかいつもよりも断片的に残っている記憶の数が多い気がしていて、これは予習を頑張ったおかげかなと思っている。
(追記：2024年2月2日)
やっぱりライブの内容についても少し書き残しておきたくなったので、ちょっと箇条書き風になってしまうが書いていく。
好きじゃないよからのMaybeヒロインは、好きだけど好きだとは言えない(つまり好きだと言っている)曲から、好きだとは言ってないけど既にヒロインの気持ちになっている(勘違いしてる、的な)曲に続くという面白い繋ぎだった。ちなみに俺はこの繋ぎを予想というかこうだったらいいなと妄想していたので、Maybeヒロインが流れ始めたと分かった瞬間変な声が出そうになった。あと、好きじゃないよは曲の終わりの終わりでﾊｧ…と言う(息を漏らす？)のだが、ライブでもそれが聞けてものすごく嬉しかった。
アンビリバボーアンセム(ワンマンの後Oさんのツイートでアンバボと略すらしいと知った)は、ライブの数週間前からコーレス練習動画が公開されていて、俺はほぼ毎日それを見ていたので、ダンス以外は完璧にコーレス出来ていたと思う。本当に動画の流れを覚えるレベルに見ていたので、ここいつも(同じものを繰り返し再生しているので当たり前)Oさん間違えてるんだよなみたいな覚え方をしていた。ラジオなどでOさんは結構しっかりやってほしいみたいな空気を出していたので、しっかりちゃんと出来たという自信があるのは嬉しい。
バブルスは、予習の時点でめちゃくちゃ好きな曲になっていたことと、これが前半最後の曲だったこともあり、異常にテンションが高まった状態でサビではずっとぴょんぴょん跳んでいた。あと何故かこれだけ覚えているが、「ゆらゆら」という歌詞で腕をゆらゆらさせる振りをOさんがやっていた。
琥珀の心音からの魔法の言葉は、魔法少女繋ぎだったと思う。Oさんは以前雑誌のインタビューで琥珀の心音について、魔法少女アニメの主題歌のような曲だと仰っていて、また魔法の言葉は魔法のステッキを持って客席のほうに振りながら歌っていた。キンクリンは、Oさんがyoutubeで生配信をするときにいつも机に置いてある人形だったので、登場したときは謎に伏線回収されたときのような気持ちになっていた。
フリージアとRainy Smileyのときはちょっと反省していることがあって、ペンライトを結局消さなかったことだ。あんまり演出意図を理解出来てなくて、なんとなく光を目立たなくさせてはいたが、じっくりとOさんが歌っているところを眺めるということは出来なかった。あと周りの人にもしかしたら迷惑だったかもしれない。
一度インフィニットで締まったとき、あれ多分Dream In Wonderlandやってないよなと思っていたので、アンコールで流れた時はそうだよね、となった。しかし、新曲あと、ちょっとの後にまだ一曲やってない曲がありますと言われたとき一瞬そんなことは、思ってしまったのだが、曲が始まるより前になんとかALRIGHT！かぁ～と思い出すことが出来た。ALRIGHT！では、タオルを振りましょうとなったのだが、タオルの持ち方が分からず終始わたわたしてしまった。適当でもいいからなんか動かすぞという気持ちで楽しくはなれたが、次はもっとちゃんと出来るようになりたい。
最後に、インフィニットについて。言わずもがなこの曲はエクハの主題歌で、俺はエクハが本当に大好きなのだが、Oさんのことはエクハが好きだから好き、というわけではない。一つ前の記事で、エクハが好きな気持ちとOさんのことが好きな気持ちは両立させることが出来る、と書いたのだが、だからといってOさんのことが好きな気持ちにエクハを持ち出す必要は全くないし、Oさんを好きな理由にはエクハは関係ないのだから、Oさんの現場にエクハのことをわざわざ持ち出すのは自分の気持ちに反しているというか、すごく極端な言い方をすれば認知されるために自分のことを"エクハが好きな人"と特徴づけようとしているように思えてしまう(いや全然そこまで考えて行動してなかったし、女性声優の現場にその人のことを初めて知った作品のグッズを持ち込むことを悪く言う意図は全くないです、念のため)ということに気が付いた。だから、今回のワンマンライブでは純粋にOさんを応援する気持ちで、インフィニットではピンクではなく黄色を振ろうと決めていて、そうした。そのことに全く後悔はなかったし、またインフィニットがアンコールの前の一応の締めに位置する曲であったため、最後に黄色を振ったという意味で自分的には満足だった。でもキンスパでもしインフィニットやったらどうしようというのは本当に決めかねてる。
最後にと言ったあとだが、グッズのOさんは(本人も仰っていたのだが)本当にビジュが良くて、パンフレットは開いた瞬間ちょっと閉じそうになったぐらいくらっと来てしまったので、興味ある方は二月後半にあるらしい事後通販をぜひ。
(追記終わり)
昨年EHSで初めてライブのあるイベントに参加したときは完全によく分かってなくて不安で仕方がなかったし、激しく盛り上がってる人を内心怖がっていた(けどそういうのも必要で、というのはちょうどそのEHSで理解できた)。その後何度かライブイベントに参加することがあって、でもやっぱりなんか上手くノレてない気がするということをずっと気にしていた。でも絶対Oさんのワンマンでは100%楽しめるようになりたいと強く思っていろいろと悩んで考えてきて、いざ当日臨んだらまさか自分がここまで激しく体を動かして声が勝手に出るようになるなんて、というところまでライブを楽しめるように、それもこのワンマンでなっていたというのは言葉に言い尽くせないぐらい嬉しかった。ライブが終わった後、生きてて良かった～と自然と思ってしまったのだが、その理由の一端はここにあると思う。
以上です、ここまで読んでくださりありがとうございました。
ちなみにこれは宣伝なのですが、なんとこのワンマンが2月28日からU-NEXTの見放題で見れるようになるらしくて、別にこの記事を読んで興味を持つことはないと思うのですがそれとは関係なくぜひ見て欲しいです、よろしくお願いします。
